Thereza’s diary

都内在住アラサー会社員

直近10年の日本経済について学んでみました

新海誠監督の最新映画『すずめの戸締まり』を観たのですが、まさか東日本大震災で被災した女の子の物語だとは思ってもみませんでした。

それ以上に驚いたのは、あれからすでに10年以上経っているということ。時の早さにビビります。

 

そしてこの10年間の経済をNHKが振り返っていました。

※参考:証言ドキュメント 日銀 “異次元緩和”の10年【前編】 2023年4月16日の放送内容

証言ドキュメント 日銀 “異次元緩和”の10年【前編】 - NHKスペシャル - NHK

日銀の黒田さんが交代したことはニュースでも取り上げられ記憶に新しいですが、何をしていたのかは、恥ずかしながら全然知りませんでした。

 

まず、前提として10年前の当時は経済が低迷していました。

ちなみに余談ですが、今は円安で1ドル140円くらいで、海外旅行に行くの大変ですよね。それが10年ほど前は1ドル90円くらいの円高だったのです。

 

まとめ記事を読むと、デフレからインフレにするというのが黒田さんと安倍元総理の狙いだったようです。

ここ5年位の話ですが、会社員としてBtoBビジネスに携わっており、顧客からの値下げ要求や競合との価格競争は絶対にあります。ぼったくっている訳ではなく、モノやサービスの原価から逆算して設定している売値です。それでも顧客からの値下げ要求に応えるとほぼ粗利なし、というような売値で販売することが多々ありました。みんな知らず知らずのうちにデフレの悪循環に加担してしまっていたのだなと気づかされました。

NHKスペシャル 証言ドキュメント 日銀 “異次元緩和”の10年【前編】より引用

 

日本が目指したインフレというと物価高、というイメージがありますが、確かに最近は電気やガスの値段が上がって、国が補助金を出しています。

背景としてはロシア対ウクライナの戦争だと思っていますが、インフラの値上がりは食料品等すべての物価高につながるということを実感しているところです。

 

そして、物価上昇に伴う賃上げも今年ありました。

これは基本給のアップということで、個人的には数パーセントで1万円以下の値上がり幅しかないのですが出来事としては大きな印象を残しました。

※参考:春闘賃上げ率は30年ぶりの高水準へ-今後の焦点は賃上げの持続性とサービス価格の上昇ペース 2023/4/14

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=74555

NHKスペシャル 証言ドキュメント 日銀 “異次元緩和”の10年【前編】より引用

 

全てを理解できたわけではないですが、経済にうとい自分にとってはなんとなくこの10年間の日本経済についてインプットできました。